以下は、2023年10月に行われた諫早市議会での、大久保の閉会挨拶となります。テキスト化し掲載いたします。
閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
今期定例会は、9月1日から本日までの35日間にわたり開催されましたが、議員の皆様におかれましては、各案件につきまして慎重かつ熱心な御審議を賜りますとともに、それぞれ御承認、御決定を頂き誠にありがとうございます。
追加上程しました補正予算及び人事案件につきましては、特段の御配慮を賜り、また、決算に関する議案につきましては、本日まで会期を延長して御審議いただき深く感謝を申し上げます。
今期定例会における一般質問並びに議案審議で頂戴しました御意見につきましては、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。
10月2日に取り行いました諫早市表彰式におきましては、市政の振興に御貢献いただきました54名の皆様と8つの団体を表彰させていただきました。
受賞された皆様は、率先して地域社会の発展のために活動されてきた方々や、文化・スポーツの分野で特に優秀な成績を収められた方々であり、これまでの御努力と御労苦に対し、改めて敬意と感謝の意を表する次第であります。
去る9月23日には、西九州新幹線の開業1周年を祝う記念イベント、LINK LIKE LOVE FESTIVALが市内3会場で開催され、新幹線の乗り放題券を兼ねた赤いTシャツを着た家族連れなど、市内外からの来場者4万人でにぎわい、新幹線開業の盛り上がりを肌で感じたところであります。
また、先月、県が発表した基準地価の市内平均価格において、新幹線の開業効果等により、住宅地では24年ぶり、商業地では30年ぶりに前年比プラスに転じたとのことであります。
この効果をさらに波及させるため、住環境の整備、産業の強化、子育て支援の充実などを総合的に推進し、定住人口や交流人口の拡大につなげてまいりたいと考えております。
4年ぶりの本格開催となりました、のんのこ諫早まつりでありますが、今年は諫早市ふるさと特別大使の内村航平さんにも御参加いただき、トークショーや踊りの披露など、会場を大いに盛り上げていただきました。長く続いたコロナ禍を乗り越えて、諫早が誇る皿踊りの伝統がしっかりと受け継がれ、子どもからお年寄りまで、たくさんの笑顔がまちに戻ってきたことを大変嬉しく感じたところであります。
現在、国土交通省において、高規格道路、島原道路の一部として整備が進められております国道57号森山拡幅につきまして、森山東インターチェンジから森山西インターチェンジ間の3.3キロメートルが11月12日の16時に開通いたします。
当日は、10時から森山中学校体育館において開通式典が行われ、その後、森山西インターチェンジ付近でテープカットと通り初めが実施される予定であります。
本区間の開通により、国道57号における交通混雑の緩和や、交通事故の減少が期待されるところであり、残る森山西インターチェンジから尾崎交差点までの1.5キロメートルの早期完成につきましても、引き続き、国・県に対し要望を行ってまいりたいと思います。
今年度新規事業として立ち上げました75歳以上の御高齢の皆様を対象に、上限5,000円の交通費助成を行う、いさはやシニアおでかけ支援事業につきましては、当初は10月に交通チケットをお届けする予定でしたが、前倒しして9月14日から発送を開始しております。
本事業は御希望によって、紙のチケットかICカードを選択することができますので、周囲にまだ申込みをされていない方がいらっしゃいましたら、ぜひともお勧めいただき、外出の機会を増やすことで、健康増進に役立てていただきたいと思います。
9月11日まで申込みを受け付けておりました、プレミアム率20%のいさはや地域振興商品券につきましては、おかげさまで発行予定冊数を上回る申込みを頂いており、一部冊数調整をさせていただいた上、本日から順次、各御家庭へ購入引換券を送付いたします。
購入期限は11月30日まで、使用期限は12月31日までとなっておりますので、商品券の買い忘れや使い残しがないよう御注意いただき、市内経済の活性化に御協力をお願いいたします。
最後になりましたが、季節の変わり目に当たり、朝夕気温の変化が大きくなってまいりました。
議員各位におかれましては、体調管理に十分御留意され、御健勝にて御活躍いただきますようお願い申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。