以下は、2024年11月に行われた諫早市議会での、大久保の総括説明となります。テキスト化し掲載いたします。
本日ここに、令和6年第6回諫早市議会定例会を招集しましたところ、議員の皆様には御健勝にて御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
国においては、去る10月1日に第1次石破内閣が発足しましたが、10月9日には衆議院が解散され、これに伴う第50回総選挙が執行されました。
11月11日には、総理大臣指名選挙により第2次石破内閣が発足し、「日本経済・地方経済の成長」、「物価高の克服」、「国民の安心・安全の確保」の3本の柱で構成される経済対策が、先日、閣議決定されたところであります。
今後、経済対策の裏づけとなる令和6年度補正予算案審議や令和7年度当初予算案編成が行われていくことから、本市としましてもその動向を見極め適切に対応していく必要があると考えております。
国への政策要望活動について
このような中、本市においては11月6日、7日の両日、南条議長とともに地元選出の国会議員や関係省庁に対し国への政策要望を行ってまいりました。
今回の要望活動の中で、国土交通省においては新たな産業団地整備による半導体関連産業の集積促進支援や工業用水に係る水資源確保への協力と支援について要望をさせていただきました。
また、佐賀県鹿島市と諫早市をつなぐ有明海沿岸道路をはじめ、一般国道34号や高規格道路島原道路及び一般国道57号森山拡幅についても早期整備を求めてまいりました。
このほか、諫早湾干拓事業に関する有明海再生の加速化や国の責任と財源による子育て世帯のための負担軽減策の実施などについて要望書を提出しております。
今後とも地元選出の国会議員や関係省庁に対し、あらゆる機会を通し本市の実情や地域が抱える課題について説明し、御理解いただきながら「来てよし、住んでよし、育ててよし!あなたのまち・諫早!!」の実現に向け市政の推進を図ってまいります。
市政のトピックス
ネーミングライツ・パートナーの決定
スポーツパークいさはやの第1野球場、第2野球場について、施設の命名権者となるネーミングライツ・パートナーをたちばな信用金庫に決定し、11月22日、契約を締結いたしました。
愛称については、第1野球場が「たちばなしんきんフィールド・オブ・ドリームス」、第2野球場が「たちばなしんきんボールパーク」と命名されました。ネーミングライツを契機として、さらに愛される施設となることに期待をしております。
いさはや灯りファンタジア
冬の風物詩となっておりますいさはや灯りファンタジアは、今年で16回目を迎え、明日からの2日間、中央交流広場でスペシャルナイトが開催され、イルミネーションがまちを鮮やかに彩ります。
今年の灯明地上絵は干支である辰をテーマに描かれる予定となっており、またステージイベントやグルメブースの出店などが行われ、多くの来場者が見込まれることから、中心市街地のにぎわい創出、交流人口の拡大につながることを期待しております。
市政の主要事項について
それでは、その他の市政の主要な事項につきまして御説明を申し上げます。
スポーツの振興
10月16日から20日までの期間、デンマークで開催された自転車トラック世界選手権「男子ケイリン」において、本市出身の山崎賢人選手が金メダルを獲得されました。この種目における日本勢の制覇は37年ぶりの快挙であります。
9月14日から17日までの期間、佐賀県で開催された第78回国民スポーツ大会「SAGA2024」ビーチバレーボール少年男子の部において、鎮西学院高校の梶山剛大選手、園田柊弥選手のペアが金メダルを獲得され、8月に行われた全日本ビーチバレーボール高校男子選手権金メダルと併せ全国2冠を達成されました。
県内の高校スポーツ大会においては、11月3日、バレーボール全日本高校選手権県大会で鎮西学院高校男子が3年ぶり2度目の頂点に、そして11月4日、サッカー県高校女子選手権で鎮西学院高校女子が18連覇を飾り、さらに11月5日、県高校駅伝競走大会で諫早高校女子が6年連続30回目、鎮西学院高校男子が2年連続17回目の優勝に輝きました。いずれも来月以降開催される全国大会へ出場されますので、選手の活躍を期待し、熱い声援を送りたいと思います。
11月2日から5日までの期間、静岡県で開催された軟式野球の全国中学生都道府県対抗野球大会において、長崎県選抜チームが見事優勝をしました。本市からは、いずれも中学3年生の久保田愛大選手、椎葉澪夢選手、馬場叶夢選手、原田恭士朗選手、山口晄生選手、横田夢大選手の6選手が選出され、優勝に貢献されました。
10月24日に行われたプロ野球ドラフト会議において、本市出身で愛知工業大学4年生の中村優斗選手が東京ヤクルトスワローズから1位指名を受けました。最速160キロメートルを誇る速球や高い制球力を武器にプロの世界でも活躍が期待されております。
この「スポーツのまち諫早」で育った選手たちのすばらしい活躍は、市民に希望と勇気を与えるものであり、本市のますますのスポーツの振興につながっていくものと思っております。
物産・観光の振興
10月中旬から下旬にかけ本市の特産品の販売や観光PRを行うため、都庁において「いさはや WEEK at 東京都庁」を、また日本橋長崎館において「いさはやマルシェ in 東京日本橋」を開催しました。
いずれのイベントも好評を博し、多くの方が訪れ特産品を買い求められ、また観光については県内における交通アクセスのよさやフルーツバス停などに興味を持っていただきました。
今後も機会を捉え、地域資源を生かした物産・観光振興を行い、地域経済の活性化を図ってまいりたいと考えております。
長崎県国民保護共同実動訓練
去る10月27日、有喜ふれあい会館や有喜漁港一帯において、武力攻撃事態を想定した国民保護共同実動訓練を実施しました。
この訓練は、住民避難などの初動対処を現地で行うもので、本市においては初めての実動訓練であり、有喜地区の皆様や自衛隊、消防、警察など13機関約200名が参加し連携の強化を図ったものであります。
今後も地域や関係機関との連携をより一層深めながら、緊急事態に備え迅速に対応できるよう取り組んでまいります。
本明川ダム建設事業の進捗
本明川の洪水調節と流水の正常な機能の維持などを目的とした、本明川ダム建設事業については、国により整備が進められていた上大渡野町円能寺地区から富川町小野地区に至る約3.3キロメートル区間のダム関連市道が完成し、11月1日に全線開通いたしました。
また、ダム本体工事の施工者が決定し、今年度中にダム本体工事に着手される予定であり、今後も事業の着実な進捗が図られていくものと期待をしております。
さらに、この市道の開通に伴い、長崎県営バス「富川線」も市道を通る新たなルートへと変更されたことで地域住民の皆様の利便性の向上につながるものと思っております。
本明川・深海地区のかわまちづくり
本明川においては、これまで天満・永昌地区かわまちづくり計画に基づき、河川沿いの通路や駅前公園に隣接する河川敷広場、通称「リバっぱ」が整備されたところであります。
このたび新たに本明川下流域にある高来町深海地区において本明川・深海地区かわまちづくり計画の作成に取り組むため、11月18日、国土交通省、長崎県、諫早市のほか高来地域で干陸地の環境整備を行っている拓生会や県ローイング協会、地元自治会などをメンバーとし、第1回目の協議会・検討部会が開催されました。
今後、令和8年度を目標に国のかわまちづくり支援制度への登録を目指し、関係者の皆様とともに協議や検討を進め、水辺の利活用やまちづくりなどを融合した新たな地域のにぎわいの拠点づくりに取り組んでまいりたいと考えております。
農地農業用施設、土木施設の災害復旧
近年、大雨や台風による災害が全国各地で頻発し激甚化する傾向にあります。本市においても、これまでの豪雨などにより市内各地で農地や農業用施設が被災しており、速やかに災害復旧を図るため所要の予算案を今期定例会に提出をしております。
また、土木施設については、高来町の市道善住寺菅牟田線の一部区間が被災しましたが、国の補助事業に該当しなかったため市単独による災害復旧に係る所要の予算案を提出しております。
今後も引き続き被災した施設などを復旧し、市民生活の安定化と国土の保全を図ってまいりたいと考えております。
提出議案について
以下、主な提出議案につきまして、概略を御説明申し上げます。
議案第67号「諫早市市営住宅条例の一部を改正する条例」
市営住宅の入居者資格の1つである同居親族要件を廃止し、若年単身世帯が入居できるよう所要の改正を行うものであります。
議案第68号及び第70号
轟地区治山施設整備工事、船越地区内水対策工事に係る請負契約について、条例で定める議会の議決に付すべき契約として提出するものであります。
議案第71号「令和6年度諫早市一般会計補正予算(第5号)」
26億9,200万円の追加と債務負担行為19億1,535万円を計上するもので、補正後の総額は773億3,700万円となり、前年度同期と比較して7.7%の増であります。
以上、総括的に申し述べましたが、詳細につきましては担当部局長から説明をいたします。
何とぞ、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げ、私からの総括説明を終わります。









