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令和6年第5回諫早市議会定例会 閉会挨拶(令和6年10月4日)

以下は、2024年10月に行われた諫早市議会での、大久保の閉会挨拶となります。テキスト化し掲載いたします。

閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
今期定例会は、9月2日から本日までの33日間にわたり開催されましたが、議員の皆様におかれましては、各案件につきまして慎重かつ熱心な御審議を賜りますとともに、それぞれ御承認、御決定をいただき、誠にありがとうございました。

追加上程しました決算に関する議案につきましては、本日まで会期を延長して御審議いただき、深く感謝を申し上げます。

今期定例会における一般質問並びに議案審議で頂戴しました御意見につきましては、今後の市政運営に生かしてまいりたいと思います。

9月21日、石川県で台風14号から変わった温帯低気圧や前線の影響で記録的な豪雨となり、震災からの復旧・復興を目指している能登半島に甚大な被害が発生をしました。この大雨被害により、お亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

今週1日に執り行いました諫早市表彰式におきましては、市勢の振興に御貢献いただきました58名の皆様と16の団体を表彰させていただきました。

受賞された皆様は、率先して地域社会の発展のため活動されてきた方々や、文化・スポーツの分野で特に優秀な成績を収められた方々であり、これまでの御努力と御労苦に対し、改めて敬意と感謝の意を表する次第でございます。

9月14日と15日の2日間で、恒例の「のんのこ諫早まつり」が開催されました。
残暑が厳しい中でしたが、街踊りや観客で大変多くの方に御来場いただきました。暑さに負けない活気ある諫早の底力が、大いに発揮されたのではないかと感じております。

また、21日には西九州新幹線開業2周年事業として、「いさはやLINK LIKEフェスティバル」が開催されました。

残念ながら雨天の影響で、当初予定されておりました本明川河川敷リバっぱでの催しは別会場へ移すなど変更はありましたが、多くの皆様でにぎわった1日となりました。

今後とも新幹線開業の効果を最大限に高め、さらなる交流人口の拡大につながる全線フル規格化に向け、関係機関と連携して取り組んでまいりたいと思っております。

9月28日から、シニア世代の全国大会「日本スポーツマスターズ2024長崎大会」が県内各所で開催されました。
本市におきましては、男子ゴルフやソフトテニス、バドミントンの会場として熱戦が繰り広げられ、バドミントン会場の諫早市中央体育館では、高円宮妃殿下に御臨席を賜りました。

本大会には、県内外からの参加はもとより、日韓スポーツ交流として韓国選手団が参加されるなど、多くの選手の皆様に御来諫いただき、スポーツのまち諫早の魅力発信につながったものと思っております。
今回、御尽力いただきました関係機関、団体及び地元の皆様方に、この場をお借りしまして御礼を申し上げます。

6月定例市議会で議決いただきました、条例改正に伴う市街化調整区域の大幅規制緩和が、今月1日からスタートいたしました。
40戸連たん区域において、住宅系の開発許可面積の拡大とともに、全地域で共同住宅の建築を可能とするなど、若い世代の定住促進を目指しております。

今後とも、大型プロジェクトの進む本市において、時代に即応できる土地利用政策を関係機関と連携し、取り組んでまいります。

県央地域広域市町村圏組合において、昨年8月から高来町水ノ浦で建設を進めておりました諫早消防署高来分署の新庁舎が、来週11日に落成する運びとなりました。

新たな分署は、高来・小長井両地域のほぼ中央の国道207号線沿いに位置し、これまで以上にスムーズなアクセスが可能となりますので、地域防災の要として機能することを期待しております。

南諫早産業団地につきまして、商談中でありました3号地、約1,300平方メートルに、エア・ウォーター西日本株式会社の工場立地が決定いたしました。

この工場立地により、南諫早産業団地の分譲地が完売となりますので、今後とも新たな産業団地の整備を推進し、さらなる企業誘致に努めてまいりたいと考えております。

今週1日の臨時国会において、石破内閣総理大臣が選出され、今月27日の解散総選挙も表明されています。今後、新たな内閣において、地方創生や防災、物価高騰対策など、これまでの政策がどのように変わるのか、国の動向を注視し、市政運営に当たってまいります。

最後に、この場をお借りしまして、私の思いを述べさせていただきます。

今期定例会での一般質問におきまして、次の諫早市長選挙に向けた私の意向や決意について、複数の議員から御質問をいただきました。その中で、郷土諫早に対する私の思いや、今後にかける熱意について御答弁申し上げたところであります。

それ以降、私を応援してくださる方々の御意見をお聞きし、また、私が掲げる郷土の近未来像「来てよし、住んでよし、育ててよし!あなたのまち・諫早!!」の実現に向け、私自身がどうあるべきかを熟慮させていただいた結果、来年3月に予定されている諫早市長選挙に立候補させていただくことを決意をいたしました。

現在、諫早市は潜在能力の高さが評価され、企業誘致をはじめ、商業施設や集合住宅の建設など民間企業による投資が進んでおり、地域経済の活性化に大きな期待が寄せられております。

しかしながら、何よりも大切にしたいことは、子どもからお年寄りまで我が町に暮らすお一人お一人が希望にあふれ、夢をかなえることができる環境をつくっていくこと。このことがまさにまちづくりの理想であり、私が「あなたのまち・諫早!!」という言葉に込めた思いであります。

これまで約3年半の任期中には、議員各位をはじめ、市民の皆様から数々の叱咤激励をいただきました。それを糧に、引き続き皆様と手を携えて、ふるさとの未来のために、市長としてチャレンジを続けていく決意を新たにしたところでありますので、御理解を賜れば幸いでございます。

10月に入り、ようやく秋らしい気候となり、これからは寒暖の差が大きくなってくると思われます。議員各位におかれましても、体調管理に十分御留意され、御健勝にて御活躍いただきますようお願い申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

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