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令和7年第4回諫早市議会定例会 閉会挨拶(令和7年7月11日)

以下は、2025年7月に行われた諫早市議会での、大久保の閉会挨拶となります。テキスト化し掲載いたします。


閉会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。

今期定例会は、6月20日から本日までの22日間にわたり開催されましたが、議員の皆様におかれましては、各案件につきまして、慎重かつ熱心な御審議を賜りますとともに、それぞれ御承認、御決定をいただき、誠にありがとうございました。今期定例会における一般質問並びに、議案審議で頂戴しました御意見につきましては、今後の市政運営に生かしてまいりたいと思います。

また、追加上程いたしました人事案件につきましても、特段の御配慮を賜り、特に副市長の選任につきましては、議員各位の御同意をいただき、誠にありがとうございました。

石橋副市長には、これまで培われた行政運営に関する豊富な経験と識見を生かし、引き続き本市の発展に大いに御貢献いただくことを期待しております。

防災への意識と「諫早大水害」の継承

先月27日、気象庁から、九州北部地方が梅雨明けしたと見られるとの発表がありました。これは観測史上最も早く、6月中の梅雨明けは過去に例がないとのことであります。しかし、近年は、日本各地で局地的な豪雨や線状降水帯の発生が頻発する傾向にあり、これから秋にかけては台風発生のシーズンでもあることから、引き続き警戒を緩めることなく、関係機関と連携しながら万全の防災体制を整えてまいります。

昭和32年7月25日、一夜にして、まちが濁流に飲まれ、630名の尊い人命が奪われた諫早大水害から今年で68年を迎えます。この惨禍を風化させることなく、次世代に継承し、市民の皆様の防災意識を高めるため、来月24日まで市の美術・歴史館において諫早大水害展を開催するほか、明日12日には、諫早駅iisa交流広場にて、市民団体「本明川を語る会」の主催により、「第16回諫早大水害を語り継ぐ」が開催されます。数多くの資料や、水害を体験された方の話を通じて、当時の状況を知ることのできる貴重な機会でありますので、多くの皆様に御来場いただければと思います。

また、25日には、毎年恒例の諫早万灯川まつりが開催されます。慰霊の思いが込められた約2万本の美しい万灯や打上花火とともに、犠牲になられた方々の御冥福をお祈りし、防災への誓いを新たにしたいと思います。

平和への祈りと次世代の活動

今年は、戦後80年、また被爆80年という節目の年でありますが、世界に目を向けますと、ウクライナや中東では軍事行動を伴う緊迫した情勢にあるなど、人々の平和な日常が脅かされている現実があります。

このような中、先月9日、全国約500名の応募者の中から、第28代高校生平和大使として、長崎日大高校2年生のイエ・ソジさんをはじめ、24名の高校生が選出をされました。核兵器廃絶と世界平和を求める署名を届けるため、9月には、スイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪問されると伺っております。このような次世代を担う若者たちの平和に対する強い思いと行動力に心から敬意を表します。

本市におきましても、争いのない平和な世界の実現を願い、平和都市諫早宣言の理念普及を図るため、今月23日から8月28日にかけて、原爆パネル展を、諫早図書館など市内4カ所で実施するほか、8月9日は諫早文化会館中ホールにて平和の集いを開催いたします。皆様にもぜひ御来場いただき、改めて平和について考える機会としていただければと思います。

市制20周年とスポーツ・健康づくり

市制施行20周年を記念し、株式会社かんぽ生命保険、NHK及びNPO法人全国ラジオ体操連盟の共同主催による2025年度夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会が、8月24日日曜日の午前6時から市役所前中央交流広場にて開催されます。当日は、午前6時30分から40分までの10分間、NHKラジオ第一放送で全国に生放送される予定でありますので、多くの市民の皆様に御参加いただきたいと思います。

かねてから募集をしておりましたスポーツパークいさはやサッカー広場のネーミングライツ・パートナーに、社会福祉法人登毛福祉会が決定し、昨日、契約締結式を執り行いました。これに伴い、サッカー広場は、今後5年間、「なかよし村ナーサリー・サッカー広場」として多くの皆様に親しまれ、本市のさらなるスポーツ振興につながることを期待しております。

今月25日から、アメリカのカリフォルニア州で開催されます13歳の選手を対象にした硬式野球の世界大会に、日本代表選手の一員として、諫早中学校の内田臣大郎選手が出場をされます。世界大会という大舞台に国の代表として出場することは、将来に向け、大きな財産となりますので、この貴重な経験を糧に大きく飛躍されることを期待いたします。

国の動向と選挙・調査について

今月1日に開催された政府の中央防災会議において、南海トラフ地震防災対策推進地域の指定の答申がなされ、本市を含む長崎県内の7市1町が、新たに指定されました。南海トラフ地震防災対策推進地域は、南海トラフ地震が発生した場合に、地震防災対策を推進する必要がある地域を指定するものであり、国の被害想定において、本市の一部の地域に指定基準の3メートルを超える津波の到達が予測されることから指定されたものであります。

今回の指定に伴う今後の防災対策につきましては、関係機関と連携を図りながら適切に対応してまいります。

5年に一度の国勢調査が、本年10月1日を基準日として全国で実施されます。本市におきましては、4月22日に、令和7年諫早市国勢調査実施本部を設置し、現在、調査員の募集など準備を行っているところであります。我が国における最も重要な統計調査である本調査の円滑で確実な実施に向け、万全を期してまいりたいと思いますので、市民の皆様の御理解、御協力をお願い申し上げます。

国政におきましては、第27回参議院議員通常選挙が、7月20日投開票の日程で執行されます。選挙は、私たちの意見を政治に反映する重要な手段であります。既に期日前投票も始まっておりますので、市民の皆様の大切な一票を無駄にしないよう、投票をお願いいたします。

なお、令和6年度の決算見込みにつきまして、参考資料を手元に配付しておりますので、後ほど御覧いただきますようお願い申し上げます。

最後になりましたが、今年も全国的に暑さの厳しい夏になると見込まれております。議員各位におかれましては、熱中症対策など体調管理には十分御留意され、御健勝にて御活躍されますことをお願い申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。

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